肩こりって…
- 2016年10月10日
- カテゴリー:未分類
こんにちは、本日の更新は西嶋です(^^)
本日は肩こりについて…
とはいえ…肩こりって色々言われてますね。
使いすぎ、同じ姿勢、肩甲骨の動き、ストレス etc…
すべて解説するには時間がかかりすぎるし書くほうも読むほうも大変なので!
本日は気持ちの部分をお話していきます!
皆様、肩こりを感じるのは日本人特有ということはご存知でしょうか?
インターネットでもあるのですが、アジア圏を含め日本人以外で感じる方は0ではないですがあまりいないそうです。
理由はおもしろいもので、「肩こり」に相当する単語がないから(笑)
なので言い表すことができないのもあり、あまり気にしないということが大きいらしいですね。
近い言葉で「stiff shoulder」があるのですがこれは四十肩の意味合いで肩こりとは違います。
知らぬが仏、病は気からなんて言葉の通り、表す言葉がないだけで、あっても気づかないし、もっと言えば肩こりという概念がないと。
なので肩こりという言葉を教えると、たちまち肩こりになる外人さんもいるそうです!不思議!
では肩こりという言葉を日本にもたらした方は誰そ…?それは夏目漱石といわれています。
抜粋ですが、門という小説の中で
「もう少し後の方」と御米が訴えるように云った。
宗助の手が御米の思う所へ落ちつくまでには、二度も三度もそこここと位置を易えなければならなかった。
指で圧してみると、頸と肩の継目の少し背中へ寄った局部が、石のように凝っていた。
御米は男の力いっぱいにそれを抑えてくれと頼んだ。
とあったのが始まりだそうです。
良いことも悪いことも足跡を残す、これが偉人というやつですかね。
と考えると気持ちってすごく影響してくるもので、神経質に気にしてしまうとかえってひどくなってしまうものしばしば。
僕の経験の中でこんな方がいました。
いつも夜に痛みで寝付けず、痛みで起きてしまうとの症状で治療しました。治療翌日どうだったかを聞いた際、
「昨日夜痛みが出なくて、いつもみたいに夜中に起きなかったんだけど、朝起きたらまたいつもの痛みが出ててやっぱり治らないんだよ…。」
とおっしゃってました。
本人としてはやっぱり変わらないというのが感想だと察しますが、よく整理しますと夜痛みが出なく起きなかったと2つ改善点があります。
痛みは出てるものの、痛みがひどくなったわけではないのでプラスが2つにマイナスは0、それは間違いなくいい傾向です(^^)
身体の不調を感じ、脳が痛みや凝りという形でサインを出しますが、不調がなくなればサインを出す必要がなくなるので痛みや凝りは消えます。
ですが気にしすぎるあまりずっとサインを脳が出し続け、いつしか不調はないのに不調があると勘違いをし続けるようになります。
もしかしたら不調を出しているのは自分自身の気持ち一つかもしれません。
考え方ひとつでお体の状態も変化するかもしれません!
当院では治療ももちろんですが、じっくりお話を聞かせていただきお体を触り状態を判断していきます。
過去の経験でも上記のようなことがあったので、お体、メンタルなど総合的な判断に努めています。
治療と一緒に、凝りや気持ちの面なども改善していきましょう!
落合中井鍼灸院整骨院 西嶋