五月病
- 2021年05月07日
- カテゴリー:未分類
鍼灸師の佐藤です。外へ出かけられず、ストレスが溜まっている方も多いのではないでしょうか。感染者数が思うように減らず、緊急事態宣言が延長される見込みですね。
今回はこの時期に増える体調不良と、対策についてです。
『五月病』
聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。
進学や就職、異動など環境が変わり4月は環境の変化についていくのが精いっぱいでGWに入り、緊張の糸が切れてしまい学校や会社に行きたくない、行けなくなってしまう事をいいます。
朝起きれない、やる気が出ない、食欲が落ちる、眠れなくなるなど徐々に体調が悪くなり欠席や欠勤が続くことがあります。
原因はストレスです。
ストレスを感じるとアドレナリンが分泌されます。アドレナリンは交感神経を優位に働かせる為、副交感神経とのバランスを崩し心身の不調を起こしやすくなります。
このコロナ禍では、自宅での勤務をされている方が多いと思います。仕事時間と休息時間がごちゃごちゃになってしまい、オンとオフの切り替えが上手くいかなくなり、上手にリラックスすることが難しい環境ともいえますね。
自分でできる対策として、規則的な生活を心がける、趣味を続ける、運動をする、悩みを周りの人と共有する事がストレス発散に繋がります。
鍼灸治療の適応症状でもあります。
鍼とお灸で自律神経のバランスを整え、オンとオフの切り替えが出来るようになります。
症状が軽いほうが施術回数も少なく済みますので、思い当たる症状がある方は早めにご来院ください。