日々の養生
- 2020年05月09日
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こんにちは、鍼灸師の永田です。
皆さんは何か自分なりの健康法をお持ちでしょうか?私はここ何年も足三里というツボにお灸をすることを日課としています。足三里のツボは健脚と胃腸を整える作用があると言われています。私の感想としては何となくという感じですが気に入って続けています。
「月日は百代の過客にして、行かふ年も又旅人なり」の一節で有名な松尾芭蕉「奥の細道」にも三里の灸は登場します。昔の旅人はお灸を日々の養生として大切にしていたようです。
昭和50年毎日新聞には江戸時代の三河の百姓万平さんが三里のツボに灸をして200歳を超えるほど長生きしたことを記した古文書が発見されたと記事になりました。200歳の真偽はさておき伝説として面白いですネ。
お灸は現在アフリカで結核治療の補助としても用いられています。強い薬の副作用で食事が食べられなくなった人に対して三里の灸がされているようです。
昔から養生のお灸としては百会(頭)、気海(腹)、命門(腰)、三里(足)のツボが有名です。お灸をメインに受けてみたいと思われる方は是非永田まで。免疫力を高め、200歳を目指しましょう。