肩のお話
- 2019年04月10日
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こんにちは、桜にも緑が混じり春も中盤に差し掛かってきたかなと感じる今日この頃の大沼です。
ここの所肩の痛みを訴える方がちょこちょこといらっしゃいます。
私もこの仕事をはじめて約10年…肩の治療には頭を悩ませながらここまで来た次第でございます。
肩の使い過ぎ、急性の症状、少しずつたまっていった筋肉の緊張など原因は様々です。
急性のものに関しては炎症が取れてしまえばという所ですが、痛みの強い間に動かすまいと力んだ結果、筋肉が固まり炎症が取れても動きに引っ掛かりが生じ痛みが続きます。
肩は上腕骨、肩甲骨でできた関節ですが、肩を動かすには上腕骨、肩甲骨の動き、背中のそり、胸郭の拡大、股関節の柔軟性、鎖骨の可動性といろいろな要素が必要になります。
その動きが出ない原因として腱板(肩のインナーマッスル)、肩甲骨周りの硬さ、背中の緊張・股関節のかたさなどからくる主に姿勢の悪さなどが原因となってくることが多いです。
治療をしていて意外と見落としがちになっているのが鎖骨の可動性。
加えてそれを主とした体の前面の問題。肩といえば背中側!という印象なのでなんとなく気持ちはわかりますが…
肩甲骨の動きを改善してもしつこーくでてくる肩の痛みは、それが取れないとずっと後を追ってきます。
じゃあどうすれば逃げ切れるのか―という所で、胸の前のストレッチ…大事です!
特に肩が内巻きになっているかたは鎖骨の下が指がはじかれるほど固くなっております。
肩甲骨周りを柔らかくしても、これがとれないと元通りになってしまうので根気よくストレッチなどでほぐしていきましょう。
ただ、かたさが強いうちはストレッチすら痛いという事が多いので、そんな際には一度来院して頂き、まずは動くようにした後にセルフケアを行っていただけるとスムーズかなと思います。
また、筋緊張が強い場合には鍼灸の力を借りてみてください。
自律神経からアプローチし、回復しやすい身体を作ります。
寒い春で冷え固まった身体、しっかりとケアしましょうー。
ご相談お待ちしてます^^