手首の骨折
- 2017年01月26日
- カテゴリー:未分類
こんにちは、ここのところ前ほど院で飲んでいる姿を見なくなってきましたスムージー西嶋と二人で勤務の大沼です。
今日から二日間院長がお休みになります。ご迷惑おかけするかもしれませんがよろしくお願い致します。
さて、本日も私の頭の中はスキーが半分くらいを占めています。
昨年外傷の応急処置にあたっていたこともあり、本日はスノーボードで多い手首の骨折のお話をしてみようかと思います。
手首の骨の骨折の正式名称は橈骨遠位端骨折といいます。長いですし読み方もわかりづらいですね。
そこでコーレスさんが発表したからでしょうかコーレス骨折という名前もついています。
良く起こる状況として転んで手をドンっとついた際にぺキっといきます。
スノーボードは両足を固定されているため足が出ないので、人間反射的に手を出してしまいそれに至ってしまうことが多いです。
あと利き手は器用に使えますが逆の手はそうはいかないからでしょう、利き手とは逆の手を折ってしまう人が多いとか。
この骨折ひどいと見るからにわかりますが、骨のずれが少ないと結構わかりづらかったりします。
よくゲレンデでいらっしゃったのは「捻挫だと思うんですけど結構痛いので念のため診てください。」や「手ついて痛いのでシップもらえますか?」なんて方。
数をみてると腫れ方でわかったりしますが、当人はまさか折れてるとは思ってないのでしょう、また滑りに行こうとしてるひとも多々いました(笑)
寒いので感覚が少しマヒしてるからというのもありますが、あたたまってくるとみんな痛がります。
どちらも同じ部位の骨折ですが、上の写真は一目で「あ…」となりますが、下だとちょっと変だなぁくらいにしか思わないと思います。
ではどんな症状があれば怪しいか…
1.びっくりするくらい痛い
2.内出血がでてる
3.びっくりするくらい腫れてパンパンになる
4.時間がたっても痛みがほとんど取れない
5.骨の上に痛みがある
といったところでしょうか。特に5番です!
試しに押してみてください、骨は普通に押されたくらいでは痛みは出ません。
ケガをしてしばらくしてから気持ち悪いとか血の気が引くなどあればさらに怪しいです。
経験上、靭帯の損傷でも同じような症状になりますが、上記の症状が出るくらいだとかなり悪いので病院、整骨院にかかりましょう。
気が付かずにそのままにすると痛みが残ってしまうこともありますし、あとから気づくとオペとなるケースも多いです。
ケガの処置はなるべく早くが望ましいので、怪しいなと思ったら病院か接骨院(整骨院)へ行って相談してみてください。
もちろん当院へお越しいただいても処置、相談などさせていただきます。実は骨折や脱臼の処置には自信があります(^^)
手首だけでなくそのほかの部位での骨折でもほぼ同じことが言えます。
何が大事かといえば極力リスクを避けられるよう備えをして遊ぶことです(笑)
ただ、頻繁にある事ではないですし、あまりびくびくしていても何も楽しめなくなってしまうので頭の片隅に入れ備えはしておくくらいでいいかと思います。
日常生活にもケガのリスクはもちろんついて回りますのでまだ寒いこの季節、気を付けてお過ごしください!
落合中井鍼灸院整骨院 大沼